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製造元
National Engineering Products, Inc. , U.S.A.
www.nationalengineeringproducts.com
コパルタイトリキッド
ねじ接続部や加工面に使用され、その形状は容易に押し延べることが可能な滑らかなペースト状をしています。通常、コパルタイトリキッドはガスケットなしで使用され、優れたガスケットドレッシングになります。コパルタイトリキッドは、1クォート（約946g）缶または5オンス（約147g）チューブで提供されています。
コパルタイトセメント
粗面、反り返ったフランジや未完成部品のためのシーリング材で、粗いテクスチャーの厚いペーストで、傷や凹凸のある表面の隙間を埋めることができます。コパルタイトセメントは、ガングルービングコンパウンドとしても使用されます。コパルタイトセメントは、1クォート（約946g）缶で提供されています。
正常な使用可能範囲
スチーム継手： 2,000psi（約138bar）および1200°F（約650°C）まで
ガスケットなしフランジ ：6,500psi（約448bar）まで
ねじ結合部：10,000psi（約689bar）まで
適応する機器
蒸気タービン、熱交換器、圧力容器、ボイラー 、コンプレッサー 、コンデンサー 、加圧ガスライン、冷凍ライン。油圧装置、その他
コパルタイトは、極限下でも厳しい性能基準が求められる”米国MIL規格(US.Navy Military Spec.)”に適合しており、米国海軍船舶用タービンの指定シーリング剤として長く使用されている他、世界中の多くの産業界で、他に類を見ないシーリング材であることが証明されています。圧力、熱、低温、ガス、酸、フレオン、オイル、ベンゼン、ガソリンなどに対してシーリングが必要とされる環境で、コパルタイトは最も優れた市販製品です。最も厳しい条件の下で、コパルタイトは他のどの製品よりも優れた性能を発揮します。接合表面に容易に密着し、その弾力性により、振動、膨張、収縮状態での漏れに対して完璧なシーリングを保証します。高温および／または高圧下でのねじ山、フランジやその他の継手をシーリングするために、コパルタイトは、比類のない製品です。
その特徴は以下のとおりです。
・315 °F（約157 °C）から1500 °F（約815 °C）までの温度範囲で効果的
・少なくとも300 °F（約150 °C）の熱が適用されたときに迅速に硬化
・非常に高温の適用に対し耐焼付き性を有する
・低度な収縮率、膨張率
・極めて高い温度および/または圧力下での長時間使用後の接合部の容易な分離
・ほとんどの化学薬品に耐性を有する - コパルタイトは蒸気、アンモニア、炭化水素、冷媒、油圧流体、プロパン、塩水、酸、穏やかなアルカリを含むラインで使用可能
・金属、セラミック、ゴムおよびほとんどのプラスチックに付着
・厳しい振動と熱衝撃に耐える
・船用タービンでの使用のための海軍テスト要件ー1200PSI（約83bar）および950°F（約510°C）［MIL-S-15204D］ーを完全に満たしている
・コパルタイトは、その他の高圧および／または高温パイプドープに対し一貫して性能を発揮する
コパルタイトの使用時、薄いコートを両方の表面に塗布してシーリングしますが、この際、表面は清潔で乾燥している必要があります。
コパルタイトは異物との親和性がなく、金属表面に直接接着する必要があるため、コパルタイトを塗布する前にすべての汚れー油分、グリース、水分ーをガソリンまたは他の溶剤で除去してください。
コパルタイトをセットするためには、少なくとも212°F（約100°C）に加熱されなければなりません。212°F以下の温度では、セット時間が長すぎて実用的ではありません。300°F（約150°C）でのセットアップ時間はおおよそ30分です。300°F以下の温度では、セットアップ時間は最大4時間です。
高温下で継手に高圧を保持させる場合、コパルタイトが硬化するまで圧力をかけずに熱を加える必要があります。
蒸気環境下にコパルタイトを使用する場合は、継手にコパルタイトを適用し締め付け後、約6時間、好ましくは一晩、極く低圧または無圧で蒸気を流し継手を加熱します。その後、コパルタイトシーリング継手は高温と高圧に耐えることができます。
コパルタイトが硬化している場合は、ワイヤーブラシとアルコールを使用して除去することができます。
コパルタイトセメントを薄める必要がある場合は、コパルタイトリキッドを使用します。コパルタイトリキッドを薄めるには、純アルコール（メタノール）を使用します。
コパルタイトは涼しく乾燥した場所に保管してください。72°F（約22°C）で保存した場合、保存期間は製造日から1年です。
Q) ガスケットのコーティングとして使用する場合、コパルタイトはどのくらいの厚さで塗布すればよいですか？
A) ガスケットのコーティングとして使用する場合は、コパルタイトを薄く塗布してください。コパルタイトはガスケットの両表面に塗布し、表面を締め付ける前にかなり粘着性のある状態にしておく必要があります。
Q) ガスケットなしでコパルタイトを塗布する場合、どのくらいの厚さで塗布すればよいですか？
A) コパルタイトの使用量は控えめにしてください。フランジまたは表面を覆う量だけが必要です。ヘッドを締め付けたり、表面を合わせたりすると、余分なコパルタイトが押し出されてしまいます。
Q) コパルタイトがまだ湿っている間に接合部を結合するべきですか、それとも乾燥させるべきですか？
A) 継手はすぐに締め付けないでください。溶剤が蒸発するのに十分な時間が必要です。このことは、より良い継手を保証するだけでなく、継手が締め付けられたときに押し出てくるコパルタイトを内部に維持することにも役立ちます。
Q) コパルタイトをフランジに使用する場合、両方の面にコーティングする必要がありますか？
A) はい、フランジの両方の面にコパルタイトの非常に薄いコートを作る必要があります。
Q) コパルタイトは長期間使用していると継手が硬化しますか？
A) いいえ、コパルタイトは永久に柔軟なままで、すべての継手部はアルコールとワイヤーブラシで簡単に分離することができます。
Q) どのような温度範囲でコパルタイトは硬く脆くなるのでしょうか？
A) コパルタイトは -315°F（約 -193°C） から1500°F（約 815°C）のあらゆる温度条件の下で可塑性を維持します。
Q) コパルタイトを貯蔵するとき、特別な注意が必要ですか？
A) 熱や日光の当たらない涼しい場所で保管することが重要です。缶を何度も開けて少量を使用する場合は、上に純アルコール（メタノール）の薄い膜を張っておくことをお勧めします。これにより、コパルタイトが大気から遮断し乾燥するのを防ぐことができます。
Q) コパルタイトを塗布する際、表面はどのように処理すべきですか？
A) コパルタイトは異物との親和性がなく、金属表面に直接接着させる必要があるので、塗布前にガソリンで汚れ、油分、油脂分、水分などを丁寧に除去してください。
Q) 極端な振動、収縮、膨張は接合部の安全性を損なうことはありませんか？
A) いいえ、コパルタイトの可塑性は、極度の振動、収縮、膨張による割れや破損を防ぎます。
Q) コパルタイトを薄めたい場合、どのようなものを使用すればよいですか？
A) コパルタイトセメントを薄める場合は、例外なくコパルタイトリキッドを使用します。コパルタイトリキッドを薄める場合は、純アルコール（メタノール）を使用してください。テレビン油などの溶剤は絶対に使用しないでください。
Q) 熱はどのように加えればよいですか？
A) 外部からの加熱は、ヒートガン、赤外線ライト、小部品用のオーブンなどで行うことができます。コパルタイトは可燃性があるため、トーチなどの直火を使用する場合は注意が必要です。コパルタイト接合部から離れた場所で金属を加熱することにより、接合部に熱を伝えて硬化させることができます。
Q) 大口径フランジにコパルタイトを使用する際の特別な注意はありますか？
A) 最小の厚さのコパルタイトセメントで両方の面を覆い、その後、両面を接触させますが、約1時間は接合部を締め付けないでください。フランジ面の内側の両方にスロットを付けることで、セキュリティを強化できます。スロットはずらして配置します。
Q) コパルタイトを塗布するシーリング面に必要な量のコパルタイトは目安としてどのくらいでしょうか？
A) コパルタイトの1クォート缶（約950G入り）は3,091平方インチ（約2平方メートル）をカバーします。コパルタイトの1チューブ(約140G入り）は465平方インチ（約0.30平方メートル）をカバーします。
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